【静岡県】他園の実践を学び合う保育者交流会「ほいくト~クCafe」

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    保育ICTラボ事業において、静岡県では、保育者同士が気軽に語り合い、日々の実践や悩みを共有する場として、保育者交流会「ほいくト~クCafe」を開催しました。

    本交流会は、こども家庭庁 保育ICTラボ事業と静岡県保育連合会青年部会中部支部との合同企画として実施され、保育者同士の“横のつながり”を生み出すことを目的としています。

     

    背景:他園との交流の機会が不足している現場

    保育ICTの導入は進んでいる一方で、現場では

    • 他園の取り組みを知る機会が少ない
    • ICT活用の成功事例が共有されにくい
    • 日々の業務に追われ、相談や対話の時間が取れない

    といった課題があります。

    実際に、約6割以上の職員が「他園との交流の機会が少ない」と感じている状況も見られました。

     

    取り組みの目的:「現場のリアル」を持ち帰る場として

    「ほいくト~クCafe」は、単なる研修や講義ではなく、

    • 他園の実践や工夫を知る
    • 現場の悩みを共有する
    • 自園での取り組みを考える

    といった、 “明日からの実践につながる学び”を得ることを目的としています。
    また、食事もしながらリラックスできる雰囲気の中で、会話ができるようカフェで開催しました。

     

    内容:事例共有と対話を組み合わせたプログラム

    当日は、最新のICT活用事例の共有と、参加者同士の対話を組み合わせたプログラムで実施しました。

    事例共有では、

    • 静岡県におけるICT活用の取り組み紹介
    • 保育ICTラボ事業 モデル園の実践(ショーケース)の共有
    • ICT活用による業務改善の具体事例

    を紹介。

    交流・意見交換タイムでは、食事を交えたリラックスした雰囲気の中で、参加者同士が自由に意見交換を行いました。

     

    共有された声:現場だからこそ見える気づき

    交流の中では、現場ならではのリアルな声が多く共有されました。

    • ICT活用は個人任せにせず、チームで取り組むことが重要
    • AIを補助的に使うことで、不安を減らし業務改善につながる
    • 導入初期は負担でも、継続することで効果が実感できる

    また、

    • 人員配置や業務負担の偏り
    • ドキュメンテーション作成の負担
    • ICT活用への不安や戸惑い

    といった課題も率直に共有され、共通の悩みとして認識されました。

     

    成果:対話が、次の一歩を生み出す


    参加者からは、

    • ICT活用へのモチベーションが向上した(約80%)
    • 得た情報を自園で活用したい(約90%)

    といった声が寄せられました。


    他園の具体的な取り組みを直接聞くことで、自園での活用イメージが明確になり、「まずやってみる」きっかけにつながっています。

     

    まとめ:つながりが、保育を前に進める

    ICT活用は、システムや機器だけで進むものではありません。
    現場同士がつながり、悩みや工夫を共有しながら、小さな実践を積み重ねていくことが重要です。「ほいくト~クCafe」は、そうしたつながりを生み出し、保育の質向上につながる一歩を後押しする場となっています。
     

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